大阪華僑総会(趙知理会長)・一般社団法人大阪中華北幫公所(于学偉理事長)・大阪華僑江蘇同郷会(許士超会長)・大阪北省同郷会(李存琳会長)は、2月13日午後2時30分に、中華人民共和国駐大阪総領事館を訪れ、湖北省武漢市において発生、感染症の患者が増加し、世界的に感染が広がっている新型コロナウイルスを原因とする肺炎に罹患された方々の1日も早い回復、早期感染の終息を願い医療用品などの購入費用として、各僑団からや会員様などへ呼びかけて募金された支援金、総額約170万円を総領事館へ寄託した。
2月5日に着任されたばかりの何振良大使級総領事をはじめ張玉萍副総領事、李春領事、孫凱領事が応対し、何総領事が「皆様方からの温かい気持ちに心から感謝いたします。総領事館としても皆様方と協力していきたい。」と述べた。
代表して趙会長が「新型コロナウィルスで、亡くなられた方、罹患されている方、また不安で辛い日々を過ごされている皆様にお見舞いを申し上げます。我々在阪僑団役員・会員は、現地の方々の気持ちまで理解することはできないかもしれないが、少しでもお役に立てていただければとの思いで本日支援金を寄託いたします。大阪華僑総会としては、今後も引き続き、会員様などからの支援をお願いしていきますので総領事館を通じ、現地に届けていただきたい。」と述べた。
また、大阪福建同郷会(張頴会長)も、すでに武漢湖北赤十字会・福州赤十字会・厦門慈善総会などへマスクや手袋・防護服などの医療物資や支援金を送り、大阪華僑総会婦女会(楊暁娟会長)も理事に支援を呼びかけ、募金するなどコロナウイルス感染終息への支援を行っている。